XPの壊れたHDDから見慣れないアプリ(マイクロソフトなんたら)を起動するとwin7がラリったので、今は専らLinux Mintで無料ゲームしてます。そこで今回はmintに標準で入っているソフトウェアセンターから入手可能なゲームに絞り、簡単に紹介させてもらおうと思います。あくまで個人的な感想です。間違ったこと書いてたらごめんなさい。
ASSULT CUBE
へっぽこPCでも余裕で動く超軽量FPS。
血に飢えた覆面野郎たちが最大32人で壮絶バトル! 制限時間内なら不死鳥のごとく何度でも何度でも蘇ります。でも還ってくる場所はランダム。
ナイフのみで争うモードも有り。飛び道具をピストルに限定してCPUレベルを最低に設定すると、なかなか死なずに↑のような醜い大混戦に。
体を正面に向けたまま後方にダッシュしたりマリオの如く連続ジャンプをキメたりと、不自然極まりない動きが良い意味でリアリティを損なわせ(生き返る時点でリアリティゼロだが)純粋に死闘を楽しめる。
大人数でオンライン対戦もできるみたい。どハデな銃声が心地よく、ストレス解消にはうってつけ。ステージも多数用意されていて、どこでパーティー開くか迷っちゃう。フルHDにしてもサクサクなのが嬉しい。
rRootage
サイバーで小気味いいBGMとシンプルながら美しいポリゴンに惹かれる、ボス戦オンリーのタイマンシューティング。
1〜9と難易度が上がっていき、最高は10でなく何故か0。
また、難易度ごとにA、B、C、R、この4クラスが存在する。1Aだけで5ラウンドあったので、おそらく全部で200ラウンド用意されているはず。
くわえてNORMAL、PSY、IKA、GW、これら4種類のモードがあり、選択したモードによって敵の攻撃や自機の特殊能力が変わります。まあ何選ぼうが難しいことは確か。
最低難度から敵の弾幕がハンパ無く、とてもかわせそうにないが、ダメージが発生するのは自機の中心点と敵弾の中心点が接触したときだけなので、意外とよけることができる。(IKAモードのみバリアにも当たり判定がある。赤と白、二種類のバリアを交互に発生させ、敵の弾の色とバリアの色が同じ場合はダメージを防げる)
レベルが上がるにつれ弾数だけでなく発射速度まで上がるので、いくら当たり判定がユルくてもあっというまにゲームオーバー。画像は難易度0Aのもの。こんなんどうやってクリアすればいいんでしょう。悪夢です。
Neverputt
気軽に遊べる反面、精神衛生的に超マイナスなパットゴルフゲームです。
マトモなコースは最初の数ホールのみ。少しでも力加減を誤ればコース外へ跳ねてペナルティの連発。特に上り坂が困りモノで、パワーが弱ければボールが帰ってくるし、逆に強いと奥側の下り坂まで転がりそのまま奈落行き。
動く障害物やベルトコンベヤーにワープゾーン、ジェットコースターばりに弧を描いたコースもあり、ここまでくると完全に運任せ。なんとなくピタゴラスイッチを思い出してしまう力作。
若い男女でキャッキャ言いながら盛り上がるのが正解でしょう。解像度はフルHDも用意されています。(要るか?)
X-MOTO
一見『エキサイトバイク』みたいだけどレースものではなく、障害物を攻略しつつアイテムを全部取るという異次元級難度のアクションゲームです。
ひとたびプレイすると、あんなに難しかったはずのエキサイトバイクがいかに他愛の無いレベルだったか、むざむざと思い知らされることは必至。
異常なまでに柔軟なドライバーの体とオフロードバイクがビヨンビヨン跳ねまくる。左右キーの絶妙な操作でどうにか体勢を保ちつつ、必要な時にはスペースキーで方向転換も瞬時に行わなければならない。しかもこのドライバーがスペランカーなみに軟弱で、カベに少しでも体が触れただけでジ・エンド。指先に全神経を集中するべし。でもあんまり根詰めると腱鞘炎になりそう。
これが長距離コースになると、あとわずかのところで失敗したときの徒労感は、ゾーマ戦の寸前でドラクエ3のセーブデータが全部消えたときほどでは無いにしても、相当なレベルに違いありません。それゆえに攻略できた時の達成感はひとしおでしょう。オレは長めのステージにハナから挑戦してないので無縁ですが。
好きなステージを選択できるため、ひとつのステージで足止めを喰らってストレス増大みたいなことが無いのはせめてもの救い。針地獄、雪崩、緑色のヤバげな液体までが待ち構える。リアルでは有り得ない障害物がわんさか登場。
インベーダーゲームと融合したトンデモ面まで。ちなみに全部で300ステージ以上。オレはまだ10ステージもクリアできてません。全て制覇したヤツなんて世界にひとりもいない。居るとすればソイツはホラ吹きだから信用しなくていいぞ。
MINETEST
無理。
マイクラを真似て作ったそうなので、マイクラ未体験のオレにはカンジをつかむために丁度よかったんだけど、とりあえず土やら石やらテキトーに積み上げてバリケード作って終わり。
こういうのに世界中が熱狂するんだからマジで凄いと思う。クリエイティブな人って多いんですね。
あとこのゲームめっちゃ酔うな。
SUPER TUX KART
これは名作!!
Linuxのマスコットキャラクター、タックスをはじめkubuntuマスコットのコンキー、GIMPからもマスコットのウィルバーが参戦するなど、沢山のキャラクターたちが個性あふるるカートを駆り、そのユル〜い外見とは裏腹に妨害上等のカオスなレースを繰り広げる、オンライン対戦可能な推定マリカーのパクリです。
最大参加人数は20! 海沿い、砂漠、ハンドル操作を少しでも誤れば崖下に直行の雪山、分かれ道もあってワクワクするコースがいっぱい。BGMもスコットランドの民族音楽やラテンを取り入れたものなどバラエティ豊かで◎。
攻撃アイテムはボウリング球やハエたたきなどユニーク。コースに落ちているバナナに接触すると、一定時間減速したり時限爆弾がカートにセットされたりと悪いことずくめ。時限爆弾はライバルにぶつかることでプレゼントできますが、爆発前に戻ってくることもあるので適切なタイミングで手放すことが重要。トップに躍り出て浮かれていると、背後からミサイルを喰らってあれよあれよと最下位です。ライバルたちも容赦なくアイテムを使いまくるので順位がひっきりなしに変動します。非常に過酷なレースゲームとなっております。
ストーリーモードを攻略してポイントを貯めたりすることで、新たなステージ(たぶんキャラクターも)が追加されるんですけど、中級レベルでもようやくクリアっていう難易度なのに、上級の上には更にスーパータックス級なんてランクまであるので、すべてを解禁することはオレにはまず不可能。
レース以外にも最大9人対戦のバトルロイヤルやサッカーゲームなどがあってなかなか飽きません。
2007年に誕生してからアップデートを繰り返し、今のところ最後にアプデされたのが2020年だそうだから、そんだけ愛されてるってことじゃないだろうか。このクオリティで無料っていうのは本当に凄いなと思う。それ故にオレのヘボPCだと少しモッサリすることも。フルHD対応。
他にもいろいろ試してみたけど、これといって取り上げたいものが無いのでこれにて終了〜。