激安ファミコン互換機 2機目



早々にコントローラーがダメになったのを機に、本体ごと廃棄したプレイコンピューター2(プレコン2)の後釜として使ってるのが、このゲームコンピューターです。



その安っぽいネーミングからも察しの通り、プレイコンピューターと同じくピーナッツ・クラブ社製の互換機。こいつが2000円を切るお値打ち価格でした。おそらく不人気すぎて絶賛在庫処分中の旧型だと推測。コントローラーを分解すると基板に2017と記されていたので、登場時期はプレコン2と大して変わらないはず。



コントローラーは小ぶりな横幅10センチ弱。握り心地こそプレコン2に劣るもファミコンとボタン配置が一緒なので助かる。 プレコン2はABが逆とか誰得? さらにプレコン2が震度2でもガタつきそうな恐ろしい形状であるのに対し、ゲームコンピューターはクッションが四隅に付いているので座りが良い。(本来これが当たり前) 改めてプレコン2の異常さが際立つ。また、ゲームコンピューターはUSB給電なうえ、元祖ファミコンを著しく簡素化させたような潔いデザインとも相まってスマートな印象。



問題は、押したボタンが元に戻らないことが度々おきる。もしくはボタンを認識しない。個体差もあるかもしれませんが、こんなのアクションゲームでは重大インシデント。やはりそのへんは安物といったところだろうか。









同じメーカーの製品だからか、このゲームコンピューターでもドラクエなど一部タイトルの起動が困難。(FFは1、2共に好調) このテのヤツは、カセットをただ挿し込むだけでは無理です。根元まで挿し込んだら片側を5ミリ程度引っ張り上げる。ダメなら反対側を。これを繰り返すことでたまに成功します。









ただ、運良く映っても電源切って数秒放置しただけで↑のようになる。これもプレコン2と同じ症状。セーブデータが全滅しないか毎回スリル満点です。これが接点復活剤で治ったら相性関係なかったってことになるけど。まあ治らないとは思うよ。









プレイコンピューターと同様、ゲームコンピューターにも内蔵ゲームが用意されています。この本体は全30作品。そこそこ遊べるものから正真正銘のク○ゲーまで多種多様。そのク○ゲーのひとつCAPER ALONEに至っては、全10面クリアした後にバグるというオマケまで付いてる。



ちなみにプレコン2は同一ゲーム含めて確か100タイトル内蔵だったので、ゲーム数の多さではプレコン2に軍配。でもこれ目当てでお買い求めになる人って滅多に居ないと思う。













ところで今回、ゲーム画面はコチラの中華製とおぼしき激安ビデオキャプチャで取り込んでみました。720×480の30fpsをサポート。入力形式はコンポジットとS端子Linuxでも使用可能でドライバ要らず。ただしマシンスペックによるのかもしれませんが、作業画面上では操作に微妙なズレが出るためアクション系はマトモに使えなかった。



また、コンポジット入力だからか画面が右側にズレてる。(というか端が切れてる?) 更にはキャプチャ中に音声が聞こえないという問題も。今回はVSDC Free Video Editorを使いましたが、日本語マニュアルで紹介されているOBSsoftwareを使うことで解決するのかもしれない。









なんにせよ、ファザナドゥのタイトルBGM(超名曲)がキレイに録音できたからいいか♪